ハッピーに過ごすヒント 第19回 ちょっとだけベター

 

今年も残すところ2日となりました。
多くの方が、今年を振り返り、来年はこうしたいと思っておられることでしょう。

1230_2前回書いたように、「行き先(ビジョン・理想・やりたいこと)が明確」であればあるほど、そこに近づきます。
けれども、行き先が決められない、ビジョンが描けないという人もいます。

そして、それでも問題ないという人がいます。
以前、私がセミナーを受講した、コーチの平本あきお氏(株式会社チームフロー代表)は、人には「ビジョン型」「価値観型」があり、うまくいく方法が違うといいます。

「ビジョン型」は、自分はどうありたいかという「ありたい姿」(ビジョン、行き先)が、モチベーションになります。
それを実現するために、いま何をすればいいか、遡って目標設定をするのが向いています。
たとえば、10年後の理想に向けて、7年後、5年後、3年後、1年後と遡って目標を決めます。

1230これに対して、「価値観型」は、自分は何のためにやるのか、という「自分らしさ」(理由)がモチベーションになります。
「自分らしさ」を明確にするため、過去充実していたのはどういうときだったかを思い出し、自分のこだわりや大切なことを確認し、それらが生かせて、やりたいことを行なうようにします。
自分の価値観にもとづいて、今日、明日、1カ月後、1年後と積み重ねていくのが適しているといいます。

じつは、私がやっている「ビジョン塾」やコーチングは、このどちらのタイプにも対応できるようにしています。
けれども、ときどき、この両方に当てはまらない人もいます。

ビジョンが描けない、かつ、自分らしさ、こだわりや大切なことがわからないという人です。

こういう人には、ある特徴があります。子どものときの過ごし方です。

多くの人が、子どものときは夢があったのが、成長するにしたがって、だんだん夢が失われていくという見方をしています。
そのため、子どものときの楽しかった思い出や夢を思い出してもらうと、「自分らしさ」が発見できると思っています。

1230_けれども、先ほどの、両方に当てはまらない人は、「子どものときの夢、楽しかったことは、思い出せない」と言います。
物心ついたときから、親や周りの人の期待に応えて生きてきて、「自分らしさ」を意識したことがないのです。

こういった人が、すぐには、行き先が決められず、自分らしさがわからなくても、自分を伸ばし、価値ある毎日を送ることは、もちろんできます。
1つ紹介します。「ちょっとだけベター」の考え方です。

毎日、1日、いまを「ちょっとだけベター」に過ごす。無理のない、できる範囲で、いまをよりよくするということです。

不機嫌、憂鬱に過ごすよりも、なるべく普通に過ごす
普通のときは、ちょっとだけ楽しく過ごす

ちょっと笑ってみる
ちょっとだけ人に親切にする
ちょっとおいしいものを食べる
ちょっとした手間をかける
ちょっと早く起きる、ちょっと早く寝る
ちょっと運動する
ちょっと片づける、掃除する
いつもとちょっと違うことをしてみる
ちょっと楽しくなることを考える
ちょっとした目標をもってみる(この仕事は2時間で終わらせるなど)
ちょっといいなと思うことをしてみる
……

ちょっと〇〇を、1週間に3つやってみる
できたら、1日に1つやってみる
来週のちょっと〇〇を考えてみる

試してみてください。

「ビジョン型」はビジョンを、「価値観型」は自分らしさを踏まえて、「ちょっとだけベター」な行動を意識するといいかもしれません。

こころを伝えるのし付箋「こころふせん」で気持ちをカタチにする!

写真 H.25-12-18 15 17 35 (640x480)
こんにちは、笑顔で赤ちゃんを抱っこしていたら

「意外と上手~」と隠し子疑惑が持ち上がっている
独身、バツなしのカネコです。
あかちゃん、子ども大好きです。

きっと、自分が無くした大切なものを落とさないように
大切に抱きかかえていたいのでしょう(推測

そーんな私が今日紹介するのは「付箋」です。

以前の職場で「ポストイット」というのは商品名だから
「付箋」が正しいですよ。
と言って口論したことがあります。若かった。

話がそれました。
実は私、付箋に大して詳しくはありません。
それに長崎には「付箋の女王様」「付箋の王様」がいます。

女王様は活用方法に長けていて、
王様は商品知識が豊富です。

文具玉子としては女王様が強いと思っています。
本も出版されるそうですし。

また話がそれました。
以前、「ふせんはメッセージカード」
とポストイットで有名な住友3Mの営業さんが語っていました。

変化球大好きの私が紹介するのは
「こころふせん」というものです。

これは「のし付箋」です
アイデアが秀逸だなと思った。

メッセージを伝えるのが付箋の役割とするのなら
この商品、まさに

「付箋の王道」です。

ちょっとしたプレゼントにのしを手軽につけられる
このふせんは考えた人はちょっと偉いです。

ジュースにつけてプレゼント
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ドリップコーヒーにつけてプレゼント
写真 H.25-12-18 14 33 54 (640x480) 写真 H.25-12-18 14 33 32 (640x480)

まがりせんべいにつけてプレゼント
写真 H.25-12-18 14 36 11 (640x480)

妙に面白いです。
これは最初から文字が書いてあるものがありますが、
個人的には・・・

絶対手書きできる空白があるこのパターンがベストです。

メッセージは手書き最強ですよ(意味不明

ただの白い付箋に「のし」を印刷しただけで価値が変わるんです。
付箋おそるべし!

そういえば以前、文房具朝活で
モニタの回りに付箋をつけて朝活で
「ライオン」とか言って遊んでいた気がする
kanekofusen
※朝活で遊んでいた頃

少しは真面目に生きなくては・・・。

あ、ちなみに東急ハンズは付箋だけでこんなにコーナーがあっていいね。
写真 H.25-12-16 14 35 44 (640x480) 写真 H.25-12-16 14 35 33 (640x480)

そんなこんなで、また次回!

⇒amazonでこころふせんを見る

インデックスとファイリングが同時にできるデミクリップと出会う

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こんにちは、大学4年生の就職活動中に受けた
適職の一位が知事、二位が市長、三位が大道芸人
だったカネコです。

ある意味なかなか鋭い適職診断でした。
現在、立候補の予定はありません。

 

さて、私はたまにフラフラと意味なく店で文房具を見て歩きます。
色々と先入観なしに見ていると

「主な用途と違うけれど何かに使えそうな可能性を感じる」

というオレッタのようなものに出会うことがあります。

今回の文具はそんなやつ、
インデックスクリップ「Demi-Clip」です。

写真 H.25-12-11 13 19 28 (640x480)

主な用途は紙を挟みこむことです。
説明によるとコピー用紙20枚まではさめるとあります。
素敵な包容力です。

そして、書類をはさむと同時にインデックスになり、
書類管理、整理に使えるというものです。

最も面白いと思ったのはその感触です。

横から見てこのような状態から

写真 H.25-12-11 13 19 46 (640x480)

カンタンに開きます

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紙をはさみます。

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バネの強力におさえこむ感覚とは違う、
樹脂特有のしなやかな感覚です(意味不明

写真 H.25-12-11 13 21 10 (640x480)

とある某、TVチャンピオン文房具通選手権
準グランプリのSさんが言っていました。

「文具は気持ちいい感覚が大切」

ちょっとしたものだからこそ、
人の感覚を優先するべきなのかなと思いますが、
そんな気持ちよさがこの文具にはあります。

これは設計がいいなと思っていたら、
「特許取得済」「意匠登録済」のマーク。
写真 H.25-12-11 16 39 51 (640x480)

ちっ!しっかりしています(^^;
ここら辺の知的財産管理大切です。

オレッタのような道筋はありませんが、
可能性はまだまだ感じています。

目玉クリップやターンクリップよりは不意に手を怪我など
しないのではないかと思いますよ!

因みに説明に
「油性ペンで文字を書いて消しゴムで消せる」

とあったのでやってみましたが・・・。

写真 H.25-12-11 13 24 13 (640x480) 写真 H.25-12-11 13 25 31 (640x480) 写真 H.25-12-11 13 27 00 (640x480)

苦労しました(笑)

やめたほうが無難です。

それではまた次回!

ハッピーに過ごすヒント 第18回 行き先?

 
1209_2私は以前、経営コンサルティング会社で働いていたのですが、「企業経営で成功するために大切なこと」として、この会社のみならず、他の会社でもよく言われていることがありました。
これは、コンサルタントのみならず、うまくいっている経営者はほぼ皆、言っていました。

それは何かと言うと、「経営者が『自分の会社をどんな企業にしたいか』というビジョンが明確」「トップが何をしたいかわかっている」ということです。

えっ、そんなの当然だろう、と思うかもしれませんが、そうでもありません。

10年後の自社の姿、5年後、3年後、いや1年後でもいいので、自社の理想の姿をイメージできているかどうか?

「このご時世なので、何とも言えない」「今、なんとかやっていくだけでも大変なのに、イメージなんかできない」という経営者も少なくありません。

さらに、「企業経営で成功するためには、大きなビジョンをもつこと」というのも、よく言われます。

けれども、「うまくいってないのに、理想とか大きなビジョンとか言われても困る」と言う経営者もいます。

しかし、会社の状況がどうであれ、やはり「行き先(ビジョン・理想・やりたいこと)が明確」で、それらが「難しいほどうまくいく」というのは、言えているのです。

そして、これは企業経営に限らず、個人の生き方にも似たようなことが言えます。

将来、5年後、3年後、1年後の自分の理想の姿が明確にイメージできていれば、人は意識を集中させている方向に自動的に進んでいくため、それに近づきます。

1209駅で、行き先を決めて、その電車に乗れば、そこに着くというようなものです。

さらに、高いレベルは難しいから、低いレベルでいい、と思った瞬間、そこに上限がフォーカスされます。
100点を目指せば、もしうまくいかなくても80点ぐらいはとれるけれども、60点でいいと思えば、40点になってしまうということです。

大きなビジョンを描く、すなわち、現在の自分にとって難しいことを目指す場合、気を引き締め、きちんと考え、戦略を練り、計画を立て、最大限の努力をする必要があり、かえってうまくいく場合が多いのです。

そして、「現状維持できれば、それでいい」「うまくいくとは思えない」と、守りに入り、トライしないことで、むしろ、成功の確率を低くしているのです。

行き先を決め、特急に乗れば、遠いところでも着くのに、行き先を決めず、駅をうろうろしても、どこにも着かないというようなものです。

あなたの行き先はどこですか?

紙をミシン目に切りたいと思っていたら偶然出会ったペーパーカッターを買ったー

写真 H.25-12-04 16 28 29 (640x480)
こんにちは、フリッターと天ぷらの違いは何?
そんな疑問に即答えてくれるGoogle先生がメンターのカネコです。

「辞典を引くことが大事!」
と言われて育ってきましたが、

結果がすぐに出たほうがいいんじゃない?
としか思えません。

ちなみにフリッターは卵白
天ぷらは全卵使うという差があるそうです。

さて、今日紹介するのは
DEBIKAの「ペーパーカッター CP-4」

・・・型番を入れないと地味すぎて。
CDプレスノートよりも強く、小林製薬を見習えと言いたいです。
個性的な名前をつけてあげてください。

これは何をするのかと言うと
ええ、紙を切ります。

その切り口が3種類+アルファそろっていますよー
というものです。
写真 H.25-12-04 16 24 13 (640x480)

種類は
直線、波線、破線、折り目

特に破線、つまりミシン目カッターが欲しくて買いました。

手にとってざっと見ると温度計と見間違います。
写真 H.25-12-04 16 32 48 (640x480)

このようにセットして切りたい切り口のダイヤルを合わせます。
ちょっと面白いです。
写真 H.25-12-04 16 24 25 (640x480)

そしてこーんな風に切ります!!
ちょっと意外です!
写真 H.25-12-04 16 27 29 (640x480)
写真 H.25-12-04 16 27 40 (640x480)

ほらしっかり切れた。
写真 H.25-12-04 16 28 04 (640x480)

続いてミシン目
少し抑え気味で動かさないと切れません。
写真 H.25-12-04 16 27 45 (640x480)

見事にミシン目ができました。
こんなお手軽に紙を切ることができます。
写真 H.25-12-04 16 30 08 (640x480)
では私が使った感想を以下に。
長所
・値段が1260円と安価
・4種類のカッターがひとつにまとまっている

短所
・直線にあわせて切るには訓練が必要
・一気に切ることが出来る枚数が3枚

もっとちゃんとしたものもありますが、
それだと2倍以上お金がかかりますし、場所もとります。
コストパフォーマンス的には優れているのではないでしょうか?

ただ、印刷された直線にあわせて切るのは
使い手によります。

下敷きの部分に白い直線でも引いてくれればいいのに。
そして、このカッターで切るとき、少しブレます。

個人的にはCARL事務機のディスクカッターの方が、
しっかりと切ることができるのでおススメです。

ブログで取り上げておいて何ですが・・・。

だからそこらへんをお値段相当と思って買うのがよいかと。
使ってみたい方はツナグバサンカクに置いてますので
試し切りしにきてください。

遠方の方は買って試してください(笑)

というわけで今回は人柱報告になりました。
それではまた次回!!

amazonで「ペーパーカッター CP-4」を検索

ハッピーに過ごすヒント 第17回 区切りをつける意味

 

もう12月ですね。そして、来月は来年。

というような発言をすると、よく「昨日も今日も明日も変わらない。毎日は続いている。来月、来年が来たからといって、何か変わるわけではない。それなのに、区切って考えるのは、ナンセンスだ」という人がいます。

確かに、昨日、今日、明日は、同じ延長線上にあって、やっていることは変わらない場合が多いです。

けれども、だからこそ、あえて区切る意味があるのです。

それは、定期的に立ち止まり、これまでやったことを振り返り、これからやることを確認する、というタイミングとしての区切りです。
年末年始1日の終わり、週の終わり、月の終わり、年の終わりに、1日、1週、1カ月、1年という単位で振り返るとともに、それを活かした次の戦略を練る。

もちろん、プロジェクトの区切りや、違う周期の実質的な区切りがあれば、その区切りでいいのですが、何らかの区切りで立ち止まり、考える時間をとる。

最初に立てた目標や、やったこと、やれてないこと、そもそも何が目的だったのか、それにどれくらい近づけているのかなどを振り返り、良かった点、改善したほうが良い点を挙げる。

pdcaいわゆる「PDCAサイクル」「Plan(計画)-Do(実行)-Check(評価)-Act(改善)」「Check(評価)」の区切りです。

逆にいうと、一定の区切りまでは、立ち止まらず、やること(Do)に集中する。

区切りまでは、たとえ結果が出なくても、迷ったり悩んだりせず、継続する。
迷いながら、悩みながらやるのは、競走で、後ろを振り向いたり、まわりをキョロキョロしながら走るぐらい、効率が悪い。
結果は、一定の時間をかけないと出ない場合が多いですし、集中しないと、うまくいくものも、うまくいかなくなります。

だから、月や年の区切りは、意味があるのです。

「オン(パワーを集中させる)」と「オフ(リラックス、リフレッシュ)」のメリハリをつけたほうが、たとえうまくいかないことがあっても、新しい気持ちでやり直せていいと思います。

そういう意味で、この12月、1月、年末年始の時期を活用して、今年を振り返り、来年のことを考える機会を設けるといいと思います。