今週の1冊:ビジョナリーカンパニー4

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今週から、下記のテーマでブログをお届けします。

月曜:今週の1冊(担当 川嵜)
火曜:文房具紹介(担当 金子)
水曜:ランチ紹介(担当 井上)
木曜:Web関連(担当 浦川)
金曜:さまざまなテーマ

本日は、「今週の1冊」ということで、「読まなくてもいい読書会 ビジネス書」でも取り上げた「ビジョナリーカンパニー4 自分の意志で偉大になる」のエッセンスを紹介します。

ビジョナリーカンパニー4

「ビジョナリーカンパニー4 自分の意志で偉大になる」
ジム・コリンズ、モートン・ハンセン著 日経BP社 2012年9月刊
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この本のテーマは、ずばり「不確実な時代どころか、カオス(混沌・無秩序)の時代に直面しても、成長し続ける企業が存在するのはなぜか」ということです。

この本では、業界平均と比べ10倍以上の成果を長期に出し続けている企業を取り上げ、これを「10X(10倍)型企業」、その企業のリーダーを「10X型リーダー(10EX-er:テンエクサー)」と名付けて、その秘密を探っています。

「10X型リーダー」の典型として、南極点に到着し無事帰還したアムンゼンを取り上げ、遭難死したスコットと比較し、その違いは、環境の差ではなく行動パターンの違いであると言っています。
アムンゼンは、常日頃からあらゆる事態を想定して準備を怠らなかったので、偉業を達成することができたと分析しています。

そして、「10X型リーダー」の主要行動パターン3つと、コアとなる「気の原動力」を、以下のように挙げています。

主要行動パターン

10EX-er狂信的規律…自らの一貫した価値観、長期目標、評価基準等に基づく、行動の一貫性。外部からの圧力に屈せず、ときとして社会規範も否定する。

実証的創造力…科学的実証に基づくデータに直接当たり、それをバネにして断固たる行動に出ること。権威や社会通念、他人の行動、評論家や専門家の提言と反することもある。

建設的パラノイア…前もって最悪の事態を予想し、それに対して準備し、建設的な手を打っておくこと。

原動力は、個人的なエゴや利益を超越した大目標を達するための野心。

偉大なリーダーは、何にも増して自分の意志と規律を重視し、たとえ不運に苛まれても、逆境をテコにし、どうにかとどまることにより、いずれ幸運と巡り合えるといいます。

「10X型リーダーシップ」は、「狂信的」「パラノイア」とあるように、ときに社会規範や社会通念をも否定する、いわゆる「無難」とは真逆のものです。
成功すれば賞賛されるかもしれませんが、それまでは、あるいはたとえ成功しても、逆風は強いでしょう。「大目標」に対する信念のある人だけにしか、やり通せないでしょう。

エピローグが印象的です。

「将来どうなるかは保証できない。(略)全身全霊をささげてきた努力が無駄になることもある。それでも、われわれは行動を起こさなければならない。(略)われわれには、どのように決断・行動するのか選択の自由がある。自分の意志で偉大になる自由がある」

何かに挑戦しようとしている人にとっては勇気づけられる本だと思います。

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