テキストサーファーゲルは「書く・引く」というより「塗る」という表現がピッタリ!!

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こんにちは、海外メーカーより日本メーカーの文房具
高い物より安い物が大好きな文具玉子の金子です。

つまり、
日本の文房具は世界イチィィィ!!

と声を大にして言いたい。

スシ、テンプラ、ブング
と言われているに違いない。

フジヤマ、ゲイシャ、ブンボウグ
でもいい。

さて、今日の紹介は
そんな前フリを物ともせず

ステッドラーのテキストサーファーゲルです。
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ここでまさかのドイツメーカー(^^;
これは何となくわかるでしょうが「蛍光ペン」です。

ただの蛍光ペンじゃない。
というより蛍光ペンの常識を変えたヤツです。

 

特徴1.「何といっても固形インク」

普通蛍光ペンと言えばこのようなペン先を想像するでしょう。
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しかしテキストサーファーゲルは固形インクなので
クレヨンとかスティックのりのような感じです。
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書き味も「ニュルっ!!」としたペンというより
スティックのりといった感じです。

素早く書くとこんな感じでクレヨンっぽい仕上がりになります。
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だからといってクレヨンのようににじむかというと
書いた後、手で素早く触っても手が汚れない!!
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書いていて楽しいなぁ。
気持ち良さはいい文具の必須条件です。
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特徴2.「のびる」

なんてことはありません。
構造がリップクリームの様なものですので、
使って減ってもペンの後ろを回せば伸びます。
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こんなに伸びた!
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何かを思い出す…
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のびるペン。斬新だ。

特徴3.「裏ヌケしない」

裏ヌケとは書いた場所の裏にインクがにじむことです。
普通こんなふうになります。
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裏はコチラ
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テキストサーファーゲルは…にじみません!!
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見えます?普通の蛍光ペンと比べてください。

これは凄い!最も使う理由でしょう!

 

最近は青と緑も発売されて5色です。
揃えれば某アイドルグループのライブで使う
ペンライトを彷彿とさせます。

1.固形インク
2.ニュルっとのびる
3.裏ヌケしない

画期的な構造+高い性能を示す「裏ヌケなし」
「塗るペン」テキストサーファーゲルは凄い。

それではまた次回!

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今週の1冊:士業、フリーランスの参考になる「僕の年商が5万円から3000万円になった本当の理由」

 

僕の年商が、5万円から3000万円になった本当の理由
「僕の年商が、5万円から3000万円になった本当の理由」
行政書士 浅川馨一朗著
TAC出版 2009年7月発行
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独立してやっていくのに、資格を取れば、あるいは技術を身につければ(手に職があれば)どうにかなると思っている人は少なくないと思います。

しかし、仕事の専門能力があっても、経営能力がないと、独立して継続していくのは難しいです。

経営能力とは、お客さんを集める能力、利益を上げる能力、仕事が増えたときなどに人に頼み、管理する能力など、ビジネスをうまくまわしていく能力です。

このなかで、最初の難関は、お客さんを集めること

この本には、そのために著者がしたことが具体的に書いてあり参考になります。

この本の著者は、行政書士の資格を取り、博多に事務所を構え、さまざまな行政書士開業成功本を読んで真似するも、全然うまくいかず、1年目は依頼1件、年商5万円。

2年目もいろいろ工夫をした結果、依頼5件、年商40万円。「永遠に仕事がないのでは」とため息をつき、塾のアルバイト講師をしながら生活。

開業3年目には、18万円の費用をかけて広告を出しても、反応ゼロ。その後も、3万円、4万円の広告を出しても、電話1件で、収入には結びつかず。数ヶ月かけて、約2万枚の広告を、自分でポスティングしても、反応なし。年商50万円。

4年目は、12万6000円の行政書士の実務研修を受けるも、知りたかった「どのようにして仕事をとればよいのか?」「どうすれば収入を増やすことができるのか?」に関しての答えは得られず。
新たな広告戦略を実行。NTTタウンページの「興信・探偵欄」に広告を出すなどして、年商200万円に。
5年目は、年商300万円に。

6年目にたどり着いた答えは「やはり広告は大事」。
そこで、「効果的な広告」を求めて、FAX DMで送られてきた広告研修会に参加。
家庭の主婦をターゲットに「40代からのシニア世代応援サークル」のニュースレターの形の新聞折込広告を5000部出すが、反応ゼロで失敗。
売り込み臭がプンプンするなどの反省点を踏まえ、改良版を2500世帯に出し、反応23件。この分の売上は約20万円。
さらに、建設業の社長と知り合うため、「反応がいい広告のセミナー」(2時間 参加費5250円)を開催することにして、FAX DMを「従業員30人未満の建設業」750社に送った結果、17件が申し込み。これで知り合った建設業の社長からの依頼が27件、300万円。
工夫の結果、年商1000万円に。

さらに、7年目は、テレビに売り込み、番組に出演できたが、問い合わせは2件で、お金にはならず。地元フリーペーパーに無料での執筆を売り込み、連載。最初は反応はなかったが、徐々に依頼に結びつく。さらに、探偵学校に入学し、離婚関係業務に着手。
これまでの工夫が功を奏し、リピーターや紹介が増え、年商3000万円に。

著者は「あきらめず、“自分流”を試行錯誤することで、3000万円を達成することができた」と書いています。

さらに、3億円以上を売り上げる行政書士のDVDを買って研究したり、行政書士らしくないホームページを作成したり、アフィリエイト広告で認知を高めようとしたり、著者の工夫は続きます。

この本を見て、著者と同じことをしても、この著者が最初に同業他社の方法を真似してうまくいかなかったと同様、うまくはいかないと思います。

けれども、この著者のように、自分に合う方法を、あきらめずにいろいろやってみる。うまくいかなくても方法を変えてやってみることが、大切だと思いました。

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シクオスはシャチハタ以来の新スタンダードになれる!

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皆さんこんにちは、金子です。

文具はお好きですか?
そう聞かれて

「嫌い!大嫌い!親の仇!!」
「こいつのせいで一家は離散」

という人もそうそういないだろう。

「あ、そのペンいいですよね!」
「なんですかそのメモ帳?」

そんな話の盛り上がり方ができる
裾野の広さは文具の魅力のひとつですね。

分野は広く、一般化されています。

さて、話はよく飛びますが、
今日紹介するのは「シクオス」

カッコいい名前です。
聖闘士星矢に出てきそうです。

ブングのシクオスとか言って。。。
カシオスと近いな。。。

これはね「朱肉」なんですよ。
もちろんただの朱肉じゃありません。

といっても朱肉自体は普通(どっちだw

フタが、印鑑の下敷きマットになるんです!!
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だから「敷く」+「捺す」で「シクオス」

いやーこれで綺麗に印鑑捺せますよ。
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机って硬いからブレたり、力いれたりで
うまくいかない。

でもマットを持ち歩くのって邪魔。

それなら朱肉はどうせ持ち歩くんだから
フタをマットにしちゃえばいい。

もうシンプル!!

というわけで社会人ならひとつ持つ事をオススメ。

そして朱肉って結構丸型じゃないですか
それを四角型にしているのってバック内で収まりがイイ。
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フタも回転式なのでバック内で外れる事もない。
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つまり
1.マットを一緒に持ち歩ける
2.形が四角なのでバック内で転がらない
3.フタは回転ロックされるので別々にならない

基本性能の向上+今までにないアイデア
こんなに地味であたりまえなのに、
この商品なかったんだと思うと。。。

コロンブスの卵ってこういう事なんでしょうね。

というわけで今後、文具玉子の「玉子」には
こういう

コロンブスの卵的モノを愛する

という意味を付け加えよう。
そうしよう。

と、勝手に盛り上がったところで
それではまた次回!!

P.S「王様に文具をすすめる会」の王様募集しているから応募まってるよ(^^

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今週の1冊:人間は悩める生き物だと考えを新たにした「道は開ける」(カーネギー)を読み直してみた

 

道は開ける
「道は開ける」
デール・カーネギー著
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今回は、最近あらためて読んだ古典的名著「道は開ける」(デール・カーネギー著 初版は1948年発行)に関して書きます。

この本を最初に読んだのは、学生の頃でしたが、当時、読んで驚いたのは、アメリカ人、とくにエグゼクティブも悩むことがある!ということでした。

当時の私の勝手なイメージは、アメリカ人は、ポジティブシンキングの都会人と、脳天気な田舎人で構成されていて、少なくとも日本人のようには悩まない人たちというものです。

しかし、その頃、「普通の人々」というアメリカの映画(1981年)を観て、これも悩むアメリカ人の話で驚きました。
この映画は、弁護士一家、いわゆるエリート家族の家庭崩壊の話なのですが、「WASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)白人エリート層」も悩むんだ、と思いました。
この人たちは、いかなる状況でも「悩むことは時間の無駄」だと合理的に考え、悩まないよう、自己管理する人たちだと、私は思っていたのです。

まあそういう人もいるでしょうが、「道は開ける」「普通の人々」のおかげで、古今東西、基本的に「人間は悩める生き物」なのかもしれないと、考えを新たにしたのでした。

さて、「道は開ける」ですが、この本は「あらゆる人間に共通する『悩み』の実態とそれの克服法を述べたもの」と、文庫本のまえがきの訳者の言葉に書いてあります。

デール・カーネギーという人は、1888年にアメリカの農家に生まれ、大学卒業後は、販売の仕事で成功するも、講演会の講師になるという夢のため、販売の仕事を辞めて、ニューヨークに行き、そこで苦労しながらも「スピーチ」のクラスが大成功。この本や「人を動かす」などの著書が世界的ベストセラーになった人です。

この「道は開ける」は、8部から構成されていて、7部までで28章、最後の8部に実話31編が収録されています。7部までは、最後に「まとめ」が入っています。

カーネギーは、この本を執筆するために、「孔子からチャーチルに至るまでのあらゆる種類の伝記数百編を読破」し、「各界の有名人を相手に数多くのインタビューを重ね」、「五年のあいだ、悩みを克服するための私自身の成人クラスという実験室で研究を続けた」と書いています。

参考になることはたくさん書いてありますが、そのなかから、悩みを克服するためにとくに重要だと感じた部分をまとめてみました。

まず、『今日一日の枠のなかで生きる』こと。未来のことを気に病まない」「過去は墓場へと葬ろう」
「多忙な毎日によって悩みを追い出そう」とも書いてあります。

今日に集中し、一生懸命生き、余計なことを考えないのが、悩みを遠ざける基本だと思います。

しかし、それでも勝手に悩みが生まれることもある。

悩みそうな場合には、次の問いと答えを書き出してみること。
「問題点は何か?」「問題の原因は何か?」「いくとおりの解決策があって、それらはどんなものか?」「望ましい解決策はどれか?」

単に頭の中で考えているより、書いたほうが、客観的に捉えられていいと思います。

悩んでいる状態は、多くの場合、自分の感情にどっぷり浸かり、狭い範囲しか見えていないため、少しでもその状態から離れたほうがいいでしょう。

「他人のためにささやかな幸福を生み出すように努力することによって、自分自身の不幸を忘れよう」「不足しているものではなく、恵まれている点を数えてみよう」というのも、自分の不幸・悩みばかり考えている状態から離れるのによいと思います。

さらに、「避けられない運命には従え」「最悪の事態を自問し、やむをえない場合には受け入れる心構えをする」覚悟を決めることです。

「それから落ち着いて最悪の事態を好転させるように対処する」
覚悟を決めてから、客観的に考え、好転させるように考える。

悩みは、健康を害し、死にもつながる。「悩みの習慣を早期に断とう」という本書は、66年前に出された本ですが、もう何千年も、もっと前から悩んでいる「悩める生き物」にとっては、全然古くならない本だと思います。

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