ハッピーに過ごすヒント 第9回 解釈しだいでハッピーにもアンハッピーにもなる

 
前回、「結局、あなたのハッピーを決めている、決められるのはあなた自身です」「人は、事実そのものではなく、その解釈によって、ハッピーになったり、アンハッピーになったりします」と書きました。

たとえば、何か「よくないこと」が起きたときに、「こんなことが起きるとは、自分はついていない」という解釈をするか、「今のこの体験はきっと自分の力になる」という解釈をするかは、自分しだいです。

そう、人生で「よくないこと」は多々起きて、自動的に「よくない気持ち」になります。

何だかつまらない、気分がよくないこともあれば、さらに、最低、最悪だと思うことも起こります。

仕事がうまくいかない、リストラされた、会社が倒産した、お金が入ってこない、恋人と別れた、人間関係がうまくいかない、人にだまされた、やることなすこと裏目に出る、努力が報われない、病気になった、事故に遭った、災害に遭った、犯罪に巻き込まれた、大切な人が亡くなった……などなど。

つらい、受け入れ難い、あり得ない、何で自分がそんな目に遭うのか、耐えられない、許せない、腹が立つ、悲しい、地獄だ、もう終わりだ……と、自動的に思えてくるでしょう。

ずっとそこにとどまるか、どちらの道に行くかは、自分で選べる
ずっとそこにとどまるか、どちらの道に行くかは、自分で選べる

けれども、ずっとそこにとどまるか、マイナスの言葉でさらに落ち込むか、プラスの言葉で立ち直るかは自分で選べます。

「そもそも自分の人生はついていない」と思えば、そういう事例ばかりを思い出し、「もう八方ふさがりだ」と、さらに落ち込みます。

逆に、「これを人生の転機にしよう」と思えば、少なくともアンハッピーにどっぷりつかっている状態からは脱却できます。

何事に対しても、ネガティブな解釈をして、マイナスの言葉を使えば、アンハッピーな気持ちになり、ポジティブな解釈をして、プラスの言葉を使えば、ハッピーな気持ちになります。

さらに、状態を変えるべく行動を起こせば、アンハッピーから徐々に遠ざかり、フラットになるでしょう。

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投稿者:

川嵜昌子

経営コンサルタント、コーチ、編集者。 東京で26年間、経営者向け雑誌の編集長、コンテンツ開発部門長、経営コンサルタント等として働く。5千人以上の経営者を取材・コンサルティングしている。2010年より長崎。 川嵜昌子のサイト