卵と玉子の違いは何だろう?
こんにちは、文具玉子のカネコです。
文具大名と文具王子という
大変有難い肩書きを名乗っていましたが、
「 王子というには歳を取り過ぎており、大名というには威厳がなさすぎる。
玉子ぐらいでいいんじゃない?」と言ったのが運の尽き。いや、素敵なスタートです。
さて、今日は先日長崎で開催された文具マルシェ特別編のレポートをお送りします。
参加出来なかった方も内容を知って文具熱を高めましょう!
まず今回の主催者石丸さんからご挨拶、
客層は主婦から会社員から自営業者まで様々でした。
近くにコクヨの方がいらっしゃいます。当たり前か。
メインの佐久間さんを
某広告代理店勤務というところを「○○にお勤めで」と間違って暴露(笑)
あれは天然だったと思いますf^_^;
佐久間氏は
自分のためだけに手帳を8年も研究してきました。
それだけで凄いですね(^^
1.自己紹介
佐久間さんの話がはじまるのですが、
簡単にはじめは黒歴史として
「TVチャンピオンの準優勝を語ります。」
何で黒歴史かというと消しゴムの消しカスで
消しゴムを当てるクイズを敗者復活戦でやったからです。
※イメージ画像。わかるか(笑
よく答えたなぁと感動。
翌日会社で消しゴムのカスを見せられ、
「何の消しゴムか当てろ!」
と言われたそうです。
軽いいじめですね。
ダメ絶対!
そして自分は手帳を色々と使ってみたけれどイマイチしっくりこない。
そこで名言
「ないならつくれ、ダメなら改良」
激しく共感します。
そんな佐久間さんのこだわりが詰まったのが
手帳8か条です。
2.手帳8か条
1:1年で終わらせてはならない
2:手帳に書く情報は大きく3分類
3:グリッド形式最強
4:バーチカル形式最強
5:土日も同じ大きさじゃなきゃ嫌
6:時間は24時間表示じゃないと嫌
7:手帳で1日の大切さを実感する
8:美しく、楽しく、便利
※一部、カネコの表現が混ざっておりますm(_ _)m
時間がないのでかなりハイスピードで飛ばしていました。
その中で2、4、6の理由を語っています。
2:手帳に書く情報は大きく3分類
まず手帳に書く情報を羅列。
それを分類していくと
「スケジュール」「1年の情報」「一生の情報」「メモ」
別々に分けたいが1冊にまとめたい矛盾をかかえた。
そのうち、
「スケジュールと1年の情報」
「一生の情報」
「メモ」
というふうに3分類し、それぞれを
DIARY、LIFE、IDEA
という3種類の手帳をまとめたのがジブン手帳。
ここら辺の分類の仕方には確かにその通り、
非常に納得できました。
4:バーチカル形式最強
ブロック形式だと時間がわかりずらい。
1ページ1日形式だとビジネスに向かない。
バーチカルじゃないとライフログとしても
行動管理としても不十分。
6:時間は24時間表示じゃないと嫌
手帳の時間軸はだいたい8時~22時、23時が多い。
しかし、それだと朝活は書けない、
徹夜したこともわからないし、夜に皆で行ったカラオケとか書けない。
つまり、ライフログとして不十分だということです。
ここら辺まで聞いて私はある推測を立てました。
この人は
「自分の人生を把握しておきたい、支配したい、データベースを持ち歩きたい」
のではないか?
そんな感想を持ちながら、その結果うまれたジブン手帳の説明に入っていきます。
3.ジブン手帳紹介
ジブン手帳は100人中20人にわかってもらえればいいというスタンスでつくっている。
ここら辺は某有名広告代理店の方、流石だと思います。
ジブン手帳は
1年目:本のジャンルで出版も1年で打ち切り
2年目:ファンのために自費出版。文具店に飛び込み営業も仕掛ける。
3年目:コクヨが発見、手帳として商品化
こんな歴史がある手帳。
手帳は1年で終わってはせっかく気に入ってくれたファンの申し訳がない。
だから自費出版でも出したとのこと。
好きじゃなきゃできないよね(^^;
そして、この手帳は佐久間氏自身がイラストレーターでつくっているのだが、
アイコンというか絵柄をジブンでデザインしているらしい。
好きじゃなきゃできないよね(^^;;
さらになんと、細かさにもこだわった結果、
方眼1マスを60分割してデザインしているらしい。
好きでもどうかなぁ(- -;
他にも日の出日の入りの時間がわかるようになっています。
おそらく東京基準でしょうけど。
自由に書け!
という手帳は結構ハードルが高い。
天気はどうでしたか?
気分はどうでしたか?
といった質問が準備されていると
結構筆が進むらしい。
こんな感じでジブン手帳のPRが進んでいきました。
そこから質問コーナー
今回、めずらしく後方にいた私は手を上げて質問!
周りがざわざわとする。
私は妖怪ですか(笑
質問内容は
「バーチカル最強とはいうものの、
複数のプロジェクトを管理するのにバーチカルは難しい。
どうしたらいいですか?」
広告代理店の人は流石です。
その質問を見越してスライドを準備していた!
負けた!いや、いいんだけど(笑
ガントチャートというものを紹介してもらいました。
それもジブン手帳に入っているぜ!
※これが一番の収穫かも。
というありがたい回答です。
ジブン手帳、確かにかなりこだわってつくられたものというのがわかります。
ただ、ここまで書ける人はどの位いるのか?
それは疑問に思いましたが、
終わった後の即売会で参加者の半数くらい買っていたので
結果は半年もたたずにわかるでしょう(ニヤリ
私は買いませんでした。
なぜなら私は現在、自分で手帳をつくっているんです。
しかし、佐久間さんの話を聞いて色々とアイデアが浮かんで
手帳がもの凄く改良されました。
本当に佐久間氏には感謝しています。
そして好きをカタチにする人を
間近で見れてお話できて大変光栄でした。
来年はもっと良くなったジブン手帳になるだろうと思うとワクワクします。
文具ブログにしては長くなりましたがこの位で。
それではまた次回!!